難易度高めなのに、よく出てくるギターコード、B。
6弦は鳴らさずに、人差し指は5弦から1弦までを押さえるセーハ、中指・くすり指・小指で離れた場所の4弦・3弦・2弦を押さえるという初心者を悩ませる複雑なギターコードです。(5弦・1弦の音がちゃんと鳴ってるか気をつけながら、中指・くすり指・小指のところをくすり指1本で全部押さえちゃうのもアリです)

この指の配置、難しいのにかなり頻繁によく出てくるんです。
ただ、すごく便利なので初心者でも早いうちに5弦から1弦まで綺麗な音が出せるように、他のコードから素早くコードチェンジできるように、手に覚えさせてしまいたいところです。

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B(ビー)の押さえ方ポイント

6弦:なし
5弦:2フレットを人差し指(B)
4弦:4フレットを中指(F#)
3弦:4フレットをくすり指(B)
2弦:4フレットを小指(D#)
1弦:2フレットを人差し指(F#)

●弦の名前(数え方)
上から順番に6弦、5弦、4弦、3弦、2弦、1番下が1弦となります。
●押さえる場所(フレット)の数え方
ヘッド側(弦を巻き付けて音程調整するつまみペグがある方)からボディ側に向けて順に数えていきます。
何も押さえていない状態(開放弦)を0フレットとして、金属の縦棒で区切られた長方形スペースを1フレット、2フレット、3フレットと順番に数えていきます。
指板(弦の下の木の板部分)やネック側面に点や丸などのマークが入ってるときは、3・5・7・9・12・15・17フレットのある場所の印になるので、知っているとフレット数が数えやすくなります。

指配置の型そのままの横スライドパターン

横にずらすだけで他のメジャーコードも弾けます

このBの押さえ方は指の押さえ方はまったく変えずに横にスライドさせていくだけで様々なメジャーコードに対応できるバリエーションがあります。
5弦2フレットの人差し指がどのフレットになるかを基準に左右にスライドさせていくと簡単に他のマイナーコードに対応できます。

スライド対応できるコードの一覧

5弦人差し指が1フレット:B♭
5弦人差し指が2フレット:上記で紹介しているコードB
5弦人差し指が3フレット:C
5弦人差し指が4フレット:C♯、D♭
5弦人差し指が5フレット:D
5弦人差し指が6フレット:D♯、E♭
5弦人差し指が7フレット:E
5弦人差し指が8フレット:F
5弦人差し指が9フレット:F♯、G♭
5弦人差し指が10フレット:G
5弦人差し指が11フレット:G♯、A♭
5弦人差し指が12フレット:A

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